エレキー発振回路 改造

目の手術は終わり退院しました。まだぼけていてよく見えません。入院前に Radiko プレミアムに入りましたがあまり聞きませんでした。地方局の独自番組を聞きたいと思っていましたが、東京キー局との提携番組が多く、番組表を見ても独自番組かどうかよくわからないのです。しばらく聞いていたら文化放送の番組だったりして。。

本題のエレキーですが、発振回路は以下の回路をそのまま使っています。

http://calibration.skr.jp/partssetfile/Electronic%20work/Morse%20trainer.pdf

この回路、夏に作ったのでわからなかったけど、寒い時期になったら、温まるまで音が出ない!朝、部屋に暖房を入れて20度程度にならないとまともに発振しないのです。

問題の基板↓

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ずいぶん敏感な回路ですが、これでは冬のコンテストには参加できないので、先日作成したミニエレキーのように Arduino の tone() 関数で発振させることにしました。当初、Arduino の出力を直接アンプに入力し、さらに解読器に直接入力していましたが、どうやら電圧が高すぎてデコードがうまくいきませんでした。P-P 電圧が 10V 近くあり、解読器の電源(5V) を超えてしまっていました。

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Arduino の出力はこんな波形でとんがっていますが、モニター音としてはあまり気になりません。歳のせいでしょうか。

発振回路の基板は不要になりましたが、代わりに、空中配線していた USB-シリアル変換モジュールを取り付けました。本当は Pro Mini も Nano に替えてしまえばスッキリするのですが、さすがにチャタリング防止の 74HC04 回りも同じ基盤なのでやり直す気力はありません。

新しい基板↓

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ちなみに、中華製CWデコーダーは入力したAF信号をフィルタするために NE567 というICを使っていますが、入力電圧範囲と周波数に結構敏感で、うまく解読する値に収めるのが結構難しいです。ICのデコード出力端子にLEDがつながっているのでそれが打鍵に合わせて点滅すればOKなのですが、点滅していても E にしかデコードしなかったりで、なかなか気難しいです。が、どうにかデコードできるようになりました。

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