初めて注文したクリスタル到着

8/27 に注文してあった水晶(クリスタル)が到着した。だいたい1ヶ月で納期どおり。ひとつは TS-130V の 7.041MHz (FT-8) 用で 5.5410MHz。もうひとつは KEM-RX7-DX キットで FT-8 を USB で受信できるようにする BFO 用で 3.9985MHz。少々値ははったが一生に一度(!)のつもりで注文してみた。
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さっそく無線機に指すと 7.040.5 を表示している。トリマで調整を試みるが 7.040.8 までが限界。うーむ。色々悩んだが、結局直列のC(負荷)によるもののようだ。TS-130V の回路図 AF-GEN に 7MHz クリスタル周りがあり、22pF と 20pF トリマ が並列になったものが Xtal に直列になっている。
※運用F = Xtal 値 -5.5 + 7.0 なので Xtal の値の増減がそのまま運用周波数で出てくる。
バラックの発振回路で試すと
5.54122 15pF
5.54104 18pF
5.54086 22pF
5.54066 25pF
5.54025 47pF
ということで TS-130V はどうやら直列Cの値が多き過ぎと見られるので、22pF を 10pF ぐらいにすればよい模様。とりあえずやりようがあるみたいなので良かった。
注文のときに 「負荷容量 20pF」と書いてあったのがこのCの値なのだろう。つまり、TS-130V は 30pF ぐらいが負荷容量となっていることになる。生まれて始めて水晶を注文したけど勉強になりました。