KEM-RX7-DX 製作記1

先月届いていた貴田電子設計さんの 7MHz SSB 受信機キット KEM-RX7-DX を組み立てることにしました。
http://www.kida-elec.com/kem-rx7-dx.html
基板と部品が丁寧に分けて入っています。基板はスルーホールでとてもきれいです。スペーサーの穴が2箇所のみですが、コネクタの抜き差しを考えるともう一箇所あったほうがよいですが、場所がとれなかったのでしょう。AD9834 は既にはんだ付けされていました。これを自分でやるのは結構厳しいのでよかった。
まずは背の低い部品からということで積層セラミックを付けます。字が小さいのでルーペで値を確認しながら分けます。積層セラミックの印字はくっきりしているのでマシです。 一袋、全部104 でした。
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次に普通のセラミックコンデンサ。これらは例によって値が読みにくい。秋月の C メーターキットが役に立つ。
コンデンサと背の低い部品を大方取り付けた。
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次に抵抗。カラーコードとテスタの両方で値を確認しながらはんだ付け。この作業中にハンダが無くなってしまったので近所のホームセンターに買いに行った。0.8mm は品揃えが少ない。100g モノは無く、20g を買った。
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すべての部品の取り付け完了。今回は間違えて取り付けた部品はなかった。まだ動作テストしてないのでこの先間違いが発覚する可能性もあるが。。C30 はショートするのだが、あとから回路図を見て終段 AF アンプへの入力ラインだった。FT8 へのAF出力にちょうど良さそうなので、ジャンパーを長い線にして後から信号を取れるようにした。
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LCD は秋月の手持ちを使う。ケースに入れてLCDをパネルに付ける予定なので、基板のピンヘッダに直接付けずにフラットケーブルで配線するのだが、普通のまっすぐなピンヘッダを付けると LCD 側はフラットケーブルのコネクタが出っ張ってパネルに付けられなくなってしまう。L型のピンヘッダが必要になるが、2列のL型は手持ちが無い。コロナ発生後、アキバには行っていないが、いよいよ行く必要が出てきた。
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今日のところはボリュームとエンコーダ、それにスピーカーへの配線を作成までとなった。
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左目に続いて右目も網膜剥離になり、術後まだ1ヶ月ちょっとですが、はんだ付けがまたできてうれしい。近い距離の作業ならそれほど不便はありません。