ミニエレキーその1

夏の間は、寝る前にCWインベーダーをやっていたので送信もそこそこできてはいたのですが、冬になって無線部屋が寒くなるとCWインベーダーをプレイする機会もなくなり、送信もめっきり下手になった気がします。屋根裏部屋が冬は一番暖かい場所なのでそこで練習するのがよいですが、いちいち電鍵やエレキーを持っていくのが面倒でした。先日意を決して電鍵をもう一つ買ったので、それようのエレキーを作ります。CWインベーダーが動けばいいので簡易的なもので十分です。Arduino Nano を使って、トーン出力も Arduino の PWM で出力すれば低周波発振回路も不要です。

ケースは学生の頃に作ったアンプを流用します。作ったといってもアンプ部分はカーステレオの中身を使ったものでした。

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外した基板の裏側を見ると、2SC733 が後付けされていました。しかし、当時、このアンプの回路を理解していたわけでなく、TR を後付けして修理した、という記憶は無く謎です。

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今日は Nano を載せる基板の部品配置を検討しました。必要な回路は電源(78L05)とオープンコレクタでキー出力するための TR 回路のみで、ピンヘッダが場所を占めています。

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Arduino Nano は直接 USB を接続できて便利です。今までは Pro Mini を使っていたのですが、しょっちゅうプログラム更新をしたり PC と常時シリアル接続する用途では、FT232 などを別途用意しなければならなかったのです。以前は AliExpress で3ドル程度だったのですが、今回、チェックしたら 5ドルぐらいに値上がりしていました。半導体不足のあおりでしょうか。ヤフオクを見たら、300円台で売っていたのでそれを購入しましたが、プロセッサが ATmega168 であることに届いてから気が付きました。プログラムサイズが小さいので問題は無いです。