ピンジャックカバー

私は自作機器の入出力端子にピンジャック(RCAジャック)を多用するのですが、このジャックはホコリが溜まり、すぐに錆びるのが難点です。当然、GND側の接触が悪くなります。

錆びると困る機器にはこのようなカバーを買って付けていました。

しかし、もう少し安いものは無いかと探していたところ、ネジ用カバーをAmazonで見つけました。

このカバーは様々な直径用のものがあり、ピンジャックには 8mm がハマります。50個あれば一生困らないと思い、注文しました。M型コネクタ用に 15mm もあると良いのですが、50個単位なので値段が上がってしまうため、今回は 8mm のみにしました。

2週間ぐらいで中国から直送されました。

FT-101ZD のリアパネル。

ピンジャックは8個もありますが心置きなく、すべて被せられました。(^o^)

この時代のリグは AF や PTT 制御などもピンジャックになっていて、簡単に使うことができました。今のリグは DIN コネクタのピンのひとつになっていて、何かしようにもとても面倒です。以前も書きましたが、ミニDINではなくせめて普通のDINにしておいてほしいです。

直下型チューナーをベランダから地面に引っ越し

現在、HF帯は 2F ベランダにCQオームの6.5mエレメントを立て、ATU(AH-4) を使用。アース線は申し訳程度に3m x 6本程度をベランダ床に這わしています。以前、どこかの記事に、ATU はなるべくアースのそば(できれば地面)に置いたほうがいい、という記事があり、実験したいと思っていました。エレメントのポール下部から電線を下ろして地上の ATU まで引っ張ってくれば、エレメント長も稼げてローバンドの能率も上がりそうで良い気がしますが難点は

  • 地上付近のエレメントが邪魔になる
  • アース線が庭に多数這うことの是非

があります。現在のベランダのアース線についても家人から定期的に怒られていますが、庭に線が這うのとどちらが受け入れられやすいかわかりません。とりあえず「実験」と称して進めながら様子をみることにしました。。

写真でわかりにくいですが、6.5m のエレメントポールの下端から電線を垂らします。以前は赤枠のところに ATU を設置していました。

ガルバリウムの外壁から距離をとるため、竹竿にエレメントを添わせました。エレメントに人や自転車がひっかからないように黄色い紐を結びつけました。

アース線(カウンターポイズ)の設置

ハムワールド 2022/9月号「カウンターポイズは長さと本数で決まる」記事で、アース線は5m x 9本が推奨とあり、そのとおりに施設することにしました。ところで、複数の電線を1本にまとめるのは意外に難しいです。先日、電源配線をやり直した折、

オークションで買った端子台にちょうどいいものが混ざっていました。

 VSF 1.25mm2 を9本カット。末端防水のため自己癒着テープを巻くのが結構面倒です。

AH-4 を移設するにはコントロールケーブルも引き直す必要がありますが、外すのが面倒なため、とりあえず以前作った手動式直下型チューナーで試します。

ちょうど箱がハマる置き場所がありました。

チューナを接続する前にエレメントの共振周波数を測定。

5.5MHz 付近で同調。波長にすると約 55m で 1/4 では13.7m。ポール長+電線長=6.5 + 5 = 11.5m なので低めの周波数に同調していますが、そういうものでしょうか。

直下型チューナーで 7MHz 帯に同調させました。アース線の本数を変えてSWR変化を見てみました。(7.4MHz と表示されているのはスイープ上限周波数です。)

アース線=2本

アース線=9本

やはり本数が多いほうがブロードになっています。特に低い周波数。しかし、2本でも使えないことは無いようです。

運用

無線機に繋いで 7MHz で送信してみました。そのとたんに違いがありました。それはインターフェアが無くなった!ということです。以前は 10W 出力でも、PCのスピーカーに雑音が入りました(アンプI)。それがこのアンテナにしたところ全く雑音は出ません。50W では少し出ますが、気にならない程度のレベルです。アース線9本敷いた甲斐があったかな!?

FT8 での QSO では相手の送ってくるレポートがこちらの受信dB値より良くなっている感じがします。7MHz 国内 FT8 は 10W 出力で運用しているため、基本的に相手に届く信号は受けているよりも弱いことが多いのですが、このアンテナにしたところ、逆の場合が増えました。もちろん時刻やコンディションにも左右されるのではっきりとはわかりませんが、以前より良さそうです。

7MHz国外も試しました。たまたま見えたブラジルの局を一度呼んだのですが、応答なし。その後他の局も2回ぐらい呼んでいました。諦めていたら、なんと当局に応答があり、73 まで終わりました。この局が見えたのはそのときだけでしたのでラッキーでした。なかなか良い感じです。

残念ながら、手動式直下型チューナーでは 7MHzと21MHz 以外は同調がとれませんでした。エレメント長が長くなったのでローバンドもいけるかと思いましたが、だめでした。

インターフェア無くなったという点だけでもこの設置方式には利があります。庭をのたうち回る電線には今のところ苦情は出ていません。

エレメントは自転車の出入り時に引っかかったら抜けるよう、途中をコネクタ接続にしました。が、その部分の防水対策がなかなか難しいです。

手動式チューナーでの動作は良好なので、今後は AH-4 を移設してこのアンテナで運用しようと思います。家人に実験が長すぎると言われるかも知れません。

追試:コイルを追加

ATU を使っていて低いバンドに出るため、皆さんがやっているように、エレメント最下部にコイルを追加してみました。コイルは以前7MHz 用 VCHアンテナに使用して、劣化してボビンが割れたものです。L=30μH ぐらいあります。

チューナー無しで 2MHz 付近に同調しますが、SWRが落ちきりません。

今度はアース側にコイルを入れてみました。若干低めの周波数 1.97MHz ぐらいになり、SWR も低くなりました。

コイルの巻数をもう少し増やせば 1.9MHz 帯に出られそうな感じはします’が、このぼろぼろのコイルでは再現性が困難です。同調周波数を毎回同じにできそうにありません。このあとチューナー経由で同調するか試してみましたが、どこにも同調しませんでした。。

神棚を作りました

皆様の家には神棚はあるでしょうか?ウチにはありませんでした。先日、佐野厄除け大師でご祈祷してもらいお札をいただきました。他にもいくつかお札があったのですが、適当にタンスの上などに置いたままでした。厄除け大師でもらった説明書にお札の祀り方が書いてあり、その辺に適当に置いとくのではなく、ちゃんと神棚を設置しようと思いました。

ちょうど神棚を置ける場所はあるので、Web を物色しましたが、なかなかぴったりのものはありませんでした。佐野厄除け大師のお札は高さが 37cm あります。

この高さのお札が収まる神棚は市販品では壁掛け等しか無いため、自分で作ることにしました。

ホームセンターで板をカットしてもらい、水性ニスを3回塗りました。

ケガキ作業中。

接合はすべて木ダボです。

ハンドドリルだとどうしても穴がずれることがあります。その場合は、木ダボを細く削り、木工用ボンドで位置を合わせてごまかします。

仮組みしてみます。背板の上下に隙間があると思ったら、幅400mm のパイン材なのに 398mm ちょっとしかありませんでした。冬だから縮んだのでしょうか。

最後はダボを木工用ボンドで接着して完成。素人工作なので精度はありませんが、神棚では問題はありません。

側面は台所からの油ホコリを避けるため、アクリル板をはめました。

神具セットを準備。

本日1/25は友引なので良い日です。設置完了。

拝んでみました。なんだか心が落ち着いたような。。年末からの工作が片付いたからかも知れません。毎日、水・米・塩をお供えするようにとのことなので、これから頑張ります。

2024 QSO パーティーのシール着

例年より早く届いた気がします。台紙に貼りました。

R は 16才、T は 17才のときに貼り、50 過ぎて再開。あの頃の自分に会えたら、「今のうちに欧文と和文CW覚えておけ」と言います。。

インターホン交換

先日、インターホンを修理しましたが、

その後ハウリングが再発し、色々やっても治らないため、交換することにしました。アイホンのページを見ると現行商品・生産終了商品互換表というのがありましたが、ウチのは古すぎて子機のみ交換はできないため親機とも交換になります。

静止画録画機能のみ付いている1万円ぐらいの機種を通販で買いました。

特長 | KL-66 / JS-12E | インターホン・テレビドアホン | アイホン株式会社

親機取付にはコンセントと同じ枠が使われているので簡単に交換できます。

子機は木ネジのネジ穴位置が同じだったのでこちらも簡単でした。同じメーカーにしてよかった。

インターホン親機に繋がっている電源のブレーカーを探すのに時間がかかりましたが、交換はすぐに終わりました。せっかくなので取り外したインターホンをバラしてみます。

親機と子機。2本の線で映像・音声、LED照明と押し釦の情報をやりとりしているので複雑です。

 

再利用できそうなのはスピーカー・コンデンサマイクとシーソースイッチのみ。

中学3年のときに技術家庭の授業でインターホンを組み立てたことがあり、もちろん音声だけだったので2線式でした。40年経ち、映像も加わりましたが2線式が死守されているのはすばらしいですね。

第42回オール埼玉コンテスト

地元のコンテストなのでちょっと気合が入ります。が、設備的にはいつもと同じで他のコンテストと変わりはありません。。昨年に引き続き 2m CW/SSB で参加することにしました。ウチの場合、2m で参加するときの要件に「風が吹いてない」ことが必要です。アンテナポールのステーをとる場所がないので、ベランダの収縮ポールにGPを付けて、運用時のみ伸ばしています。

写真は短縮時ですが、ポールを最大に4.5mに伸ばすと給電部が50cmぐらい、軒よりも上に出ます。ラジアルは3本付けるとぶつかるので2本です。

3段GPなので、ちょっとでも風があるとエレメントが軒にぶつかったり、大きくしなるので、コンテストでは丸一日、風が無いことが重要なのですが、、昨日は午後から風が少しでてきて、ポールを低めにせざえるを得ませんでした。

結果:

昨年よりマルチは3増えましたが昨年の点数(177x39=6908点)には達しませんでした。

CQ出してもあまり呼ばれなかったのですが、今年から県外どおしの局のQSOも有効になったことも関係あるかもしれません。県内局としては少々残念。

新しいラジオ

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日、年末にオークションで落札した Kenwood のカーステレオが届きました。

車に付けるのではなく、以前書いた「就寝時ラジオ」です

現行のラジオは2000年頃のサンヨーのカーステレオ(CD/ラジオ)で、大体NHIKを聞きながら寝ますが、週1でNACK5 の番組(当地では非常に信号レベルが弱い)があり、そのときはスマホで聞いていました。しかし、スマホは微細な音量調節ができず、寝るには大きすぎる音で聞くしかありませんでした。

ふと最近のカーオーディオをチェックしたら非常に進化していて、Bluetooth 接続や USB メモリのファイルの再生(ハイレゾ対応)などが可能になっています。カーナビが普及してこのような1DINの機種は需要あるのかと思っていましたが、現在も意外に人気があるようです。

このカーステで Bluetooth 経由でラジコを聞けばスマホより良い音で聞くこともできます。サンヨーの製品もそうでしたが、カーステレオは非常に細かいレベルで音量調節できるため、就寝時に聞くのにちょうどいい音量に調節しやすいのが気に入っています。

交換して BT も設定完了。明日の放送が楽しみです。