空母「ロナルド・レーガン」

311 の福島第一原発の事故の際、放射能プルーム(放射性物質を含んだ雲)と呼ばれるものが発生していたらしいのですが、たまたま風は東向きだったため、太平洋に流れて陸地に大きな影響は無かったそうです。しかし、たまたま沿岸に居たアメリカ軍の空母「ロナルド・レーガン」は、トモダチ作戦として被災住民の救助にあたっていたが当時極めて高い放射線を浴びていたとのこと。
参考:
米兵のトモダチは高線量で被ばくしていた フクシマ第一原発事故プロジェクト(2)
https://news.yahoo.co.jp/byline/tateiwayoichiro/20190103-00109975
その後、空母に乗船していた乗組員の多くががんを発症したりして、現在東電を被告として裁判となっている。そのあたりについて書かれた「トモダチ作戦の慟哭-空母ロナルド・レーガン被ばくの真実」という本があるのですが、Amazon.co.jp では出てきません。アメリカの Amazon.com では出てくるのですが現在、在庫なし、と出ます。
ron1.JPG
これは日本政府への忖度なのか、そのあたりの関連はわかりません。Amazon.co.jp は多くの商品を平たく扱っている商業サイトであり、そこには政治的意図が介入しているといった雰囲気は感じにくいわけですが、実際には都合の悪いものは見せない、という操作がそこにあるわけです。
たとえば「株式会社アメリカの日本解体計画」 堤未果 (著) は米国にとって都合の悪いことが色々書いてある本で、これもなぜかアダルト本に分類されるなど、Amazon.co.jp が「売りたくない」雰囲気が伝わってきます。
我々消費者は思いもよらぬところで真実から遠ざけられていることがあるようです。