中華リニアアンプの制作7

前回 IRF530 が壊れたので Aliexpress に 3/6 に注文したのがやっと 3/20 頃到着しました。いつも意外に早くくるのですが、今回は結構かかった、という印象です。 Estimated Delivery Time:30-50 Days と書いてあったので、それよりはだいぶ早いのですが。
もう見慣れたパッケージ
IMG_0770s.jpg
数量は合ってます。余分には入ってないな。。
IMG_0771s.jpg
しかし、よーく見ると印刷がずれてたりするものがあります。本当に使えるのだろうか?
ior-zure.jpg
念のためチェックをすることにしました。以下のページに記載されている方法を参考にさせていただきます。
パワーMOS FETの簡易検査
このカーブを測るということだと思うのですが、
fig3.JPG
該当する定格値がイマイチわかりません。赤枠がそのように思えますが、Id=250μA は低すぎではないかな。
irf-spec.JPG
とりあえず同じ回路作って試してみました。
IMG_0781s.jpg
ボリューム最小の状態(Vgs=0) でも Id は既に 500μA 流れているため、定格とマッチしません。
測定結果
IdVgs
1mA2.4V
10mA2.8V
100mA3.1V
一応 Id - Vgs 特性的にはなっているのでFETらしき半導体として動作していると判断します。
選別のためすべて計測
No.Id=10mA時の Vgs[V]
02.78
12.67
22.94
32.82
42.47
52.82
62.83
72.91
82.81
92.82
ということで 5 と 3 を拾いました。
ちなみに、壊れた FET についてもチェックしてみました。これとて、中華キットに含まれていたものなので、本物かどうかわからないですが。。
ior-brokens.jpg
1個は DS間が導通していましたが、もう1個は Id=10mA の電圧が 3.4Vと、少々高めでしたがまだ使えそうでした。
(続く)