WSJT-X での IC-7400 制御
WSJT-X で受信を試してみたところ、一応できていたので、送信もできるようにしたい。
IC-7400 には PC から制御できるインターフェースが付いているが、RS-232C 接続にはオプションを買う必要がある。送信制御だけできればよいので ACC1 ソケットのピンを使うことにした。
この SEND ピンはちょっとハマった。アースに落としても送信状態にならないので色々試していたが、説明書をよく見たら、144MHz を送信切り替えするには ACC2 側の端子をプルアップする必要があると書いてあった。たまたま 144MHz でやっていたのでハマってしまった。なぜ 144MHz だけわざわざそうなっているのかよくわからないが、同時に送受信が可能なのだろうか。
それはさておき、WSJT-X での PTT 制御は DTR か RTS を使う模様。
したがって、USB-232Cのインターフェースが必要となる。
FT232RL USBシリアル変換モジュールキット
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-06693/
800円、と秋月の品物としてはちょっと高いが仕方ない。Arduino mini の書き込みに使用している手持ちがあったので試してみると、DTR あるいは RTS 端子どちらも WSJT-X で受信時が Hi, 送信時に Low になる。したがって、トランシーバーを操作するには論理を逆にする必要がある。今回は以下の回路で行うことにした。ブレッドボードで試したところでは期待どおりに動作した。
[次回へ続く]