第41回 多摩川コンテスト

多摩川コンテストに参加しました。50MHz のみで 13 時から 2 時間の短時間のコンテストです。

JK1MGCトップページ

ウチの「垂直ポール+ATU」は 50MHz は同調しても飛びが悪く、アンテナをどうにかする必要があります。ほそぼそと作っていたものの、ほったらかしにしていたデルタループを上げてみることにしました。

デルタループは給電部をどのような構造にするかが難しいところです。Web を見ると皆さん試行錯誤していますが、塩ビパイプを使うことが多いようです。私は余っていた木材で作ることにしました。

材料です。これを見ると構造は察しがつくと思います。

エレメント支持はコメリで買った竹竿です。長さが 2m 弱で少し足りないので割り箸を先端に足して使います。エレメントは 1.25sq のビニル電線(長さ 6.05m)です。

開き角度によって給電部インピーダンスが変わるそうです。

参考にしたページ:

霞ヶ浦を望む無線局のログブック 50MHz用デルタループの製作

45°、60°、90° の角度を選択できるようにしてあります。

給電部完成。インピーダンスが 50オームより高いので本当はバランが必要ですが、今日は無いのでエレメント直結です。

ベランダに付けてみました。この位置だと、屋根の庇にぶつかるため、縦に設置できないので水平です。コンテストの2時間だけなので適当にロープで縛りました。上辺ワイヤがたるんでいますが、今日はこのまま。

SWR は 49.7MHz 付近が最低ですが 3 近くあります。バランが無いので仕方ない。今日はリグ内蔵チューナーを使って送信します。

「垂直ポール+ATU」との比較をしてみましたが、弱い局を聞くと明らかにデルタループのほうが感度が良いです。立てた甲斐がありました。

コンテストは「流域外電信電話」に参加して28局と交信できました。先日の鶴見川コンテストでは FM で交信できましたが、今回は FM で参加局は聞こえませんでした。

デルタループにバランを付けて整合できれば感度ももう少し良くなるかも知れません。やっと 50MHz の運用が少し改善できました。デルタループの次は MLA なども試したいです。