冷蔵庫ドアのアラーム

シャープの両開き冷蔵庫を使っていますが、右側のドアがしょっちゅう半開き状態(1センチぐらい隙間が開いている)になってしまって気が付かないことが多く、特に夏は電気代の損失も大きくなるため、半開き状態を検出するアラームを制作しました。

1号機

 

センサーにリードスイッチを使用して、アナログ回路で組んだタイマーでブザーを鳴らすようにしました。最初、電池にしましたが、電池が切れても気が付かないので後にACアダプタに変更。

問題点1 ブザー音がやかましくて家族に不評

問題点2 リードスイッチがすぐだめになる

2号機

秋月電子のリードスイッチは使っているうちに接点が磁化されてしまうのか、ON状態のまま固着するようになってしまい、ドアが空いていても検知できなくなりました。千石電商で少々高めのリードスイッチも買って使いましたが、やはり数ヶ月程度で同じ問題が発生しました。そこで今度は磁気を感知するホール素子を使ってみました。秋月で売っているいくつかを試して、SK8552G でうまくいきました。

しかし、その頃、目の具合が悪く、面倒な工作ができる状況ではなかったため、ドアが空いているとLEDが点くだけの簡易なものを作ってしばらく使っていました。

 

3号機

目も直ってきてやる気がでてきたので、ちゃんとしたのを作ることにしました。

Arduino を使ってアラーム音は爽やかな(!)メロディーを奏でるようにしました。メロディーは Generating a Melody | Sound Examples を使わせていただきました。

せっかくマイコンなので、ESP-WROOM-02 を使ってデータベース接続してデータを送り込むようにしました。扉を閉じたときに、扉が空いていた時間を送信します。データベース側ではその時の時刻も記録するようにしました。

(左)センサーの中身をホール素子に変更

(右)再利用のタッパに組み込み

 

とりあえず65秒でアラームが鳴るように設定しました。開時間のデータのみしか取得していないですが、DBからGoogle スプレッドシートにデータを取り込んで、3種類ぐらいのグラフを表示するようにしました。

(左) タイムラインで開時間を表示

(右) 日毎のアラーム数

 

スミマセン今回は回路図など書いてません。Arduino のソースを上げておきます。

Dropbox - RefTimer5.zip

SK8552G の出力を 10KΩの抵抗経由でIO12 に接続、IO13 にスピーカーを繋げばOKです。DB は MySQL ですが以下の構成です。

奥さんに「アラームできたよ!!」って言ったら、「どうせなら自動で閉まるようにして」と言われました。😝