アンプI対策その1

以前からテレビにつないでいるスピーカでアンプI(アイ)が発生している。FTDX10 にしたらさらに強度が増して、20W で送信しても発生してしまう。アンプ側で対策すれば直るのはわかっているけど、隣家でも発生している可能性がある。仕方ないので先日のフィールドデーコンテストは 10W 出力のクラスにしてコンテストナンバーは最後にLを付けて送信した。L は出力が中途半端すぎてほとんどいない。自分でLに参加しておいてナンですが、この出力ごとに分けるのはなにか意味があるのだろうか?5W以下なら QRP のクラスがあるが、L は点数計算やマルチでも関係無いので設定されている意味が不明?です。10Wでの呼び周りは、他に局が居なければ意外にとってもらえました。

当初、電源のラインフィルターとローパスフィルターをオークションででも買おうかと思いましたが、今は電波障害対策はコモンモードノイズ用のチョークコイルを入れるのが常道のようなので、まずは、大進無線で ディジタルRF電流計(高周波電流計) バージョン2-A を購入して無線機で発生しているコモンモードの電流値を測定してみることにしました。

テスターの電線が余っていたので直付けして完成。

測定は 7MHz 15W出力。
IC-7400
電源コード 3.9mA
同軸ケーブル 4.4mA

FTDX10
電源コード 0.3mA
同軸ケーブル 4.4mA

FTDX10 の方が電源コードのコモンモードノイズは少ないが、同軸からは同じレベルのノイズが出ている。試しに電源コードにパッチンコアを3個付けたところ 1.1mA に減少。ということで、ナントカコアには効果があることがわかった。大進に同時に注文したDCF-31L3 というフェライトコアを使って高周波用のフィルタを作って効果を見ようと思います。

(続く)